紫花豆 (むらさきはなまめ)
紫花豆は、ツル有りのインゲン豆です。
正式には、インゲン属のベニバナインゲン種に分類されます。
日本に入ってきたのは江戸時代末期です。
当初は、鮮やかな赤い花が好まれ、観賞用として栽培されていました。
食用としての栽培が始まったのは明治時代からです。
現在は、北海道を主産地とし、東北や長野県、群馬県でも栽培されています。
生育には冷涼な地を好みます。
高温下では花芽が落ちてしまいますので、盛夏に開花しないように播種期を選びます。
豆粒は大きく、薄紫の地色に黒い斑点模様は、宝石のようで高級感があります。
茹でるとホクホクとした食感です。
甘煮や煮込み料理、甘納豆や餡などに適しています。
大粒のため、調理してから時間を置いた方が味が染み込みやすく美味しくなります。