シャチ豆 (しゃちまめ)
シャチ豆は、北海道在来のツル有りのインゲン豆です。
今では、北海道の一部でしか栽培されておらず、生産者の数も限られています。
白と黒の模様が、海にいるシャチを思わせることからシャチ豆と呼ばれています。
他に、パンダ豆とも呼ばれています。
ちなみに、青大豆の一種の鞍掛豆(くらかけまめ)も、パンダ豆という別称がありますが、シャチ豆とは別物です。
海外では、陰陽の大極図に似ていることからインヤンビーン(Ying Yang Bean)とも呼ばれています。
煮豆にすると黒い部分が薄茶色に変わります。
大粒で、ホクホクして、あっさり味です。
塩を振るだけでもおいしくいただけます。
他にも、スープやサラダ、煮込み料理、餡など、様々な料理に利用できます。
乾燥豆だけでなく、若さやで食べても絶品です。
地方の長寿食としてテレビで取り上げられてから知られるようになりました。